【WG SSL VPN Client】パスワード記録の仕組みとレジストリ調査結果

テック

WatchGuardのSSL VPNクライアントのパスワード保存とレジストリ設定方法


はじめに

WatchGuardのSSL VPNクライアントにおいて、パスワード記憶機能が使えないという事象が発生しました。
そのため、関連するファイルやレジストリを調査してみました。

⚠️ 本記事は WG SSL VPN Client バージョン12.11.3 に基づく情報です。
他のバージョンでは挙動が異なる可能性があります。
また、レジストリを編集する内容を含みますので、操作は自己責任でお願いいたします。


関連ファイルの調査

以下のディレクトリを確認しました:

C:\ProgramData\WatchGuard\Mobile VPN\config

しかし、設定ファイルらしきものは見当たりませんでした。
なお、クライアントが OpenVPN をベースにしていることは確認済みです。
Program Files に openvpn.exe が存在)


レジストリの参照と検証

FortigateのVPNクライアントでは、レジストリ編集によってパスワード保存が可能になるという情報があったため、
WatchGuardでも同様のことができないか調査しました。

🔍 該当レジストリキー

HKEY_CURRENT_USER\Software\WatchGuard\SSLVPNClient\Settings

この中に以下のキーを発見:

  • RememberMe
  • password

実験内容

  • 「パスワードを記憶する」チェックをオフ → RememberMe のレコードが削除されることを確認。
  • password は暗号化された状態で保存されている。
  • 試しに平文で password を登録 → クライアント起動時にパスワード情報が消えていた。
  • 暗号化された状態のまま登録 → パスワードが記録されていることを確認。

まとめ

今回のパスワードがリセットされた件は、ユーザー側の操作が影響していた可能性が高く、
レジストリ編集による直接的な解決には至りませんでした。

ただし、設定ファイルやレジストリの確認は、トラブルシューティングや運用保守において重要な作業であると改めて感じました。

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