この本を読んだきっかけ
人と楽しくおしゃべりをする、初めて会った人とのコミュニケーションを成立させるにはどうしたらいいのか。そんな悩みがあって、いろんなサイトでおすすめされているこの本を読んでみました。
話をする上で上手くなるコツ
人は嫌な人とでなく、好きな人やこの人と仲良くなりたい!っていう人と話すのが一番効率的とのことです。確かに、趣味や、考え方が合う人と話していると会話が途切れにくいのでどう表現するのかを意識できるようになり、逆に少し苦手な人とかだと何を話したらいいのかを考えなくてはならないので会話の上達という意味では好きな人と話すというのがしっくりきました。
初心者向け 3つのコツ
基本的なものとして以下の3つがコツであるとありました。
- 1.否定しない
- 2.笑顔でうなづく
- 3.人をほめたり、良い表現を使う プラストーク
人は自分に一番興味があるものです。自己肯定感を高めるために相手の言葉を必要以上に重くとらないことが大事です。お互いに高めあっていく存在になれれば良好な関係を結ぶことができそのためには相手を否定しないことが重要です。お互いに自己肯定感を高めるトーク、それがコミュニケーションを活発化させる力になっていきます。
話をする上で聞くことはとても重要なことです。その際に心を開いて笑顔でうなづけば相手も心を開いてくれるに違いありません。相手を観察し、反応を見てそれを顔、声、体(ジェスチャー)で表すと相手は悪い気がしないため楽しく会話をすることができます。
相手を褒めることは、相手の原動力になりより良い関係になっていく武器になります。褒め方についても正しい話だけでは人は動かないのでその人が興味のあるもの好きな話で相手の心を開いていくことが重要になっていきます。
話の聞き方
話の聞き方には複数の手法がありますが、拡張話法として相手の話を膨らませる技術についてまなべます。
- 感嘆:へー! そーなんですか?! 相手に自分が興味を持っていることを表現
- 反復:相手の話を繰り返す 例)「野球好きなんですよ」「へー、野球ですか!」
- 共感:相手の話に感情込めて理解を示す 特に趣味だと熱くなれるシーンは盛り上がる
- 賞賛:相手を評価する さすがです!
- 質問:そこからどうなったか? なぜといったもの、他との違いについて聞いてみる
- 自然体で会話する:こっちが緊張していると相手に気を使わせてしまう。
実践する際にはキーワード集を作成するのがおすすめとされていたが、いかんせん私はもの覚えが悪いので気に入ったフレーズは反復させて定着していこうと思いました。
人の肯定感を高める
相手を褒める際のコツをいくつか書いていきます。
あなたを多用
あなたではなく、本人の名前を使用するのも有効的だと思いますが特別感を演出することができるのでとても有効であると思いました。
人を巻き込む
人にものを頼む際、企画を提案する際には一緒に動く意思を見せることです。自分も楽しみながら一緒にやれるそんな雰囲気であればおのずと様々な人が集まってくると思います。一緒にどうですかといった提案は相手を誘いやすい手法だと思います。
嫌われないこと
冒頭でもあった通り好きな人と話すのが一番というのはわかりましたが、嫌いな人を作らないためには以下を守りつつ相手に寄り添うことで味方として相手との関係を築いていくのが大事です。
- なんでも正直に言わず相手の感情に寄り添う
- 余計な一言は控える
- 同じ目線に立ち、アドバイスを圧しつけず一緒に考えていく
まとめ
この本では人への伝え方が大事であると学びました。難しい話法があるわけではなく。会話をするときには相手がいて、その人がいないと成り立たないものです。だからこそ、話すことは聞くことであり、お互いに楽しくおしゃべりができ 高めあっていける存在であるべきなんだ知りました。