短い時間で相手に伝える技術
プレゼンや会議など、決まった時間で効率よく発表がしたい!
一緒に動くメンバーとのやり取りを最小限に抑えたい!
そんな思いがある方におすすめする1冊になります。
どういった手法があるのかから実践例まで学べる本書で
私も簡潔に伝える方法を学ぶことができました!
結論ベースとナンバリングが重要
結論を出し、その結論に結び付く根拠を積み重ねていく。ロジカルシンキングでも有効なこの考えかたをピラミッドのイメージで構成していくのが大事となっています。
ピラミッドの土台部分となる根拠もナンバリングで数字つけしていくと説明がしやすくなる。
例)結論は〇〇になります。理由としては3点で… 1点めは~になります。
相手に通じないときには前提を付け加えるなど 結論を軸にして伝えることの肉付けを行っていくのが大事だとわかりました。
正しいことだけでは人は動かない?相手にイメージを植え付ける
例え自分の中でだした答えが間違っていなくても正しいという理由だけでは人を動かすことはできないため以下のように
1.聞き手にイメージを持ってもらう。
2.聞き手に自分のイメージに入ってもらう。
といった方法が必要になります。相手を動かすことば「考えてみてください」といったようなもの、相手にしてもらう具体的な行動を伝えることが大事になります。
また、その人が興味のあるもの何が好きでどんな言葉に影響を受けるのかどんな反応をするかを考えるのも重要になり、自分が情熱、興味をもって伝えようとできるか、仕事を自分の趣味の話をするときのように情熱を持って話そうとする意識が重要になります。
人前で話すときのポイント
最低限のポイントとして抑えておきたいと思ったのは
1.動きをつけること
2.相手と対話するように声を届ける
の2点かと思いました。目の前に複数の人がいても1人1人に届けようとする意識が重要であると思いました。
実際に活かす
この1冊で業務で活かせると考えているものは2つだと考えました。
1.結論のピラミッド
2.相手にイメージを持ってもらう方法
1番は裏付ける根拠を持っておくことで相手からの質問に対して柔軟に動くことができ、2番を行うことで次のアクションを起こす際に動きやすくなると考えています。
まとめ
業種の関係上、提案書や作業の説明を行うことが多い私ですが
「1分で話せ」で学んだことが活きてくる機会は多くなってくると思いました。こちらの主張をとおすだけではなく相手の状況、意見を聞いてどんな事を自分が話すべきなのかを考える力もついてくると人を動かし、一緒に動いていける人になると私は思います。